幼稚舎のトンボ相

  

 Family Libellulidae  トンボ科-

96.9.25撮影

  

00.9.26撮影

アキアカネ

Sympetrum frequens

 

もっとも普通に見られるアカトンボです。ナツアカネに似ていますが、本種のオスは成熟しても腹しか赤く染まりません。一方ナツアカネは全身真赤になります。また胸部の模様のちがいからも、区別できます。

アキアカネの場合、胸部側面にある黒色の線が、後方へすっと伸び、徐々に細くなっていきます(写真の緑部分)。

 

成虫は、羽化後しばらくして避暑のために高地へ移動し、秋になると再び平地に戻り産卵を行います。

幼稚舎のプールでは、例年少数のヤゴが採集されます。水田などに打泥産卵を行う例が多い本種は、開けた水面のプールには定着しづらいのかもしれません。

 


オタマ池で休んでいたナツアカネのメス

ナツアカネ

Sympetrum darwinianum

 

00.9.28撮影

 

幼稚舎ではアキアカネに比べて、あまり多く見られません。

ナツアカネのオスは、秋は顔も含めて全身が真赤に染まり、大変きれいになります。また、胸にある黒色条は、写真のように途中でぷっつりと切れてしまい、徐々に細くなるアキアカネと異なります。赤く染まらないメスの場合も、この黒色条に注目すれば、アキアカネと分けることができるでしょう。

 

 


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