幼稚舎のトンボ相

  

Family Aeshnidae  ヤンマ科

98.9.10撮影

 

ギンヤンマの顔 複眼で覆われてる。

00.7.17撮影

ギンヤンマ

Anax parthenope julius

 

幼稚舎のオタマ池に定着しています。毎年初夏には、子ども達がその巨大なヤゴをたくさん捕まえて理科室に持ってきます。水草に卵を産む「植物組織内産卵」の種ですので、普通プールには産卵しません。しかし昨年10月、プールに雑草を浮かべたらすぐに飛来し、目の前で交尾・産卵を始めました。写真の個体はメスです。

ギンヤンマのプールでの交尾;産卵はこちら(「トンボの生態」へジャンプ)。


クロスジギンヤンマ

Anax nigrofasciatus nigrofasciatus

99.4.30撮影

 

 

ギンヤンマ同様、幼稚舎のオタマ池に定着しています。胸部に2本の黒い筋が入っているので、容易にギンヤンマと区別できます。ただし幼虫は、ギンヤンマのそれと酷似しており、同定は難しいです。ギンヤンマより木陰の多い、うす暗い池を好みます。例年、プール横の池で本種のヤゴが多量に確認されています。

  

クロスジギンヤンマの羽化はこちら(「トンボの生態」へジャンプ)。


メス(98.7.3撮影)

ヤブヤンマ
Polycanthagyna
melanictera

 

東京都区部では絶滅危急種に指定されているトンボで、幼稚舎でも過去4年間で1度しか確認されていません。左の写真は、いずれも、たまたま校舎内の廊下に紛れこんだ個体を捕獲し、撮影したものです。そばに白金の自然教育園があるので、そこから飛来してきたのかもしれません。実際、屋内によく飛び込んでくるそうです。

オスは複眼と腹部第2、3節の下側が鮮やかな青色に染まり、大変きれいです。

 

本種の同定には、故郷 埼玉のトンボの松崎雄一さんのご助言を得ました。

オス(00.7.10撮影)

オス拡大(00.7.10撮影);上と同じ個体

 


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